第一回 情報公開請求を始める

はじめに

 私はあることがきっかけで、行政機関に対し情報公開請求を行うようになりました。この経験をみなさんと共有したいと考えブログを開設したいと思います。

 

なぜ情報公開請求をするのか

 公共の行政機関に自分の情報がどう保持されているのか、確認するため。また、行政文書を開示してもらい行政がどのように運営されているのか国民が確認するためといえるでしょう。民主国家では基本的な知る権利を行使する一手法といえるのではないでしょうか。

 

情報公開請求には2種類ある

 情報公開請求には、個人情報を開示する保有個人情報の公開請求と行政文書の開示請求の2種類あります。開示請求は開示請求先に紙の申請書のほか、行政機関によっては電子申請でも申請できるところもあります。申請時に手数料を収入印紙で支払いますが、紙の申請書は300円、電子申請は200円であり、紙の申請書は持参するほか郵送となるので交通費や切手代がかかるのに対し、電子申請はインターネット接続環境があれば追加負担なく申請することができます。

 

電子申請するには

 電子申請するには、e-gov電子申請システムにおいてアカウントを取得し、所定の手続きをすれば紙の申請より安く簡便に情報公開請求できるのでお勧めです。開示請求したい行政機関が電子申請で受け付けている場合は積極的に電子申請を利用すると安く開示請求することができます。

 e-Govポータルサイトは、https://www.e-gov.go.jpとなりますので、アクセスしてアカウントを取得し利用してみましょう。

 

私がした開示請求先について

 私が情報開示請求したいと考えた先は、ハローワークです。このとき、開示請求先はハローワークではなく、ハローワークを所管している都道府県労働局が各都道府県に設置されていますので、そちらになります。

 次回は、実際の開示請求の仕方を解説します。